

新96年4月の夜、僕は岡本力の部屋に初めて来ていた。世界ふしぎ発見を観て岡本太郎の「自分の中に毒を持て」「にらめっこ問答」を読んでいた。旧96年のぼくとは違う。「岡本くん、僕は岡本太郎が好きなんだ。君も岡本くん。運命だね。僕は君と出逢うために生まれてきたのかもしれない」「それって…」「そう、カヲルのセリフさ。あれ?なんで僕はエヴァを観たことあるのかー。どこでだっけ。ま、これも運命さ」

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もし96年のことを改めて私小説で書いたらどういう感じになるだろう。ヒーロー作家への夢を持って大学生活を始めた96年春から物語は始まるだろう。そして97年夏に少年時代からの夢の集大成「真田大戦記ジャスティス」を完成させたところで物語は終わるか。ただこの時代には現在の最強の必殺技である岡本太郎・種田山頭火の魂はまだ発動できない。そもそも当時はヒーロー小説という言葉もまだなかった。坂本竜馬になることを夢見、親友の岡本くんと出逢った僕は自由と夢をさらに追求するようになる。当時は宮沢賢治に対しての何となくの憧れはあった。やさしさのヒーローは賢治でいいとして自由のヒーローが不可欠だ。夢は僕自身の心にあふれている。夢・優しさ・自由の魂を3つそろえたいところだ。自由は97年初夏から夏にかけて連続テレビ小説「あぐり」に登場していた望月エイスケ(吉行エイスケ)、森潤(辻潤)の精神が何となく伝わるものがあった。それで完成し、少年の夢を失う97年夏において次につながる文士の魂を彼らから受け継いだところで結びとしよう。実際に21年後の2018年秋に辻潤はヒーローとして僕の人生に登場するのだ。






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