山頭火VS礼二VS竜馬

 

湯屋で感じた事、――
男湯と女湯とを仕切るドアがあけつぱなしになつてゐたので、私は見るともなく、女の裸体を見た(山頭火はスケベイだぞ)、そしてちつとも魅力を感じなかつた、むしろ醜悪の念さへ感じた(これは必ずしも私がすでに性慾をなくしてゐるからばかりではない)、そこにうづくまつて、そして立つてゐた二人の女、一人は若い妻君で、ブヨ/\ふくれてゐた、もう一人は女給でもあらうか、顔には多少の若い美しさがあつたが、肉体そのものはかたくいぢけてゐた、若い女性がその裸体を以ても男性を動かし得ないとしたならば、彼女は女性として第一歩に於て落第してゐる、――私は気の毒に堪へなかつた、脱衣場の花瓶にされた芍薬の紅白二枝の方がどんなにより強く私を動かしたらう!(私はまだ雑草のよさを味ふと同様に、女の肉体を観ることが出来ない、修行未熟ですね) 

スランプに陥った頃は中学時代の空想にこだわった。大人になった自分がヒーローになり1999年7月世界滅亡の予言の未来を恐怖の大魔王を倒すというものだった。ヒーロー随筆をヒーロー詩人になって書く道はまだ見えなかった。素直に心のままに書けばよかったのだ 。

幕末期の放浪の俳人・井上井月は松尾芭蕉に憧れ150年前の人・芭蕉のように世俗から離れ俳句に生きようとした。だが芭蕉が俳句の師匠として世に立てたのに対し井月は駄句ばかり作るほか能のない乞食井月と言われた点で俳句のみの人を極めている。僕もヒーロー詩人としてヒーロー随筆を極めたいものだ。

うなずきながら、坂本竜馬の書いた新政府の役職名簿を見ていた西郷は、
やがて、この中に竜馬の名がないことに気がつく。
それを言うと、竜馬は、
「私は、役人が嫌いだ。時間通りに家を出て、時間通りに帰るなど耐えられない。
 土佐には、私の他に役人になるべきものは、たくさんいる。」
「役人にならないなら、何をするのか」と西郷
その時、竜馬は
「世界の海援隊でもやらんかな・・・」
とうそぶいたと言うがこれは作り話。世界の海を船でまわりたいと言ったのは竜馬の妻のおりょう。

画像はブログの読み手を視覚的にひきつけるので、読んでもらいやすくなります。コンテンツの最初の画像は自動的にブログのサムネイルとして表示されるので、ブログ記事に関連の深い画像を選ぶと効果的です。

導入パラグラフはどんなコンテンツがあるのか読み手にイメージしてもらうことができます。ブログ記事の項目リストでもいいでしょう。フォーマットを使い分ければ、テキストが読みやすくなります。フォーマットについては続きをお読みください。​

短くてシンプルなブログは読み手をひきつけます。最初の紹介パラグラフは楽しく短くして、そのあとに続く情報コンテンツに読み手がスムーズに移り、何度もアクセスしてくれるように工夫します。

旅びとペーター - 長野県上水内郡小川村O-O-O
このページはカラフルに彩られています 2020
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう